少年野球クラブの検診のサポートを行いました!

2023年01月30日

皆さま、こんにちは(*^-^*)

 

本日は、2022年1月22日(日)、

堺整骨院 長住院で行われた

少年野球クラブの検診に

サポートとして参加し、

メディカルチェックや

投球フォーム指導も

行いましたので、ご報告です。

 

【成長期におけるスポーツ障害の講義の様子】

 

福岡市南区で活動する

少年野球クラブ、

⻄花畑ウインディーズの

選⼿を対象に⾏われた

少年野球クラブの検診は、

NPO法⼈成⻑期スポーツ障害検診機構の

松岡 信秀代表(医師)により

堺整⾻院 ⻑住院で⾏われ、

堺整⾻院グループが

サポートとして参加しました。

 

成長期におけるスポーツ障害は、

監督や保護者の方の

理解が重要なので、

初めに講義が行われました。

 

その後、成長期にボールを

投げ過ぎることにより生じる、

肘の障害である

野球肘の検査が行われ、

「離断性⾻軟⾻炎」などの

重篤な障害がないかの

検査が行われました。

 

松岡代表から

診断頂いた内容を基に、

堺整骨院の柔道整復師・

鍼灸師が適切な施術や

運動指導などを行いました。

 

医師である松岡代表が

柔道整復師・鍼灸師などの

コメディカルへの理解が深く、

最良の医療サービスを

患者様に提供できる

環境があることで、

多くのスポーツ選手や

患者様など地域の方に

喜んで頂ける医療連携が

実現しています。

 

【エコーを使用して肘検診を行う様子】

 

超音波エコーは、

妊娠されている方にも

使用されるように、

安全かつ様々な動作での

身体の状況を画像として

映しだすことができる検査法で、

肘以外の気になる

部位の検診もエコーを

使⽤して⾏われました。

 

成⻑期は まず⾻が成⻑し、

筋⾁がそれを追いかけるように

⾝体が作られていきます。

成⻑期の⾻は、

両端が軟⾻になっていて、

⾻端線と呼ばれる部分から

⾻が伸びていきます。

そのため、⾻・関節は

成⼈と違って構造的に弱く、

強いけん引⼒・圧迫⼒が

繰り返し働くと傷ついたり

変形したりして

障害が生じやすいため、

検診と早期発⾒の⼤切です。

 

【肩甲骨の左右位置が異なる様子】

 

NPO法人成長期スポーツ障害検診機構は、

青少年のスポーツ団体

(スポーツチームや部活動)を

中心とし、選手に対する

メディカルチェック及び

指導者に対する

スポーツ障害予防に寄与する事を

目的としている団体で、

特に野球肘に隠れている

「離断性骨軟骨炎」の

早期発見・治療に力を

入れています。

 

「離断性骨軟骨炎」とは、

投球によって肘の外側の

骨軟骨が損傷したり

剥がれたりする障害です。

初期の段階であれば

短期的な投球動作の中止で

治すことができますが、

重症になれば

長期間の投球動作の中止、

さらに重症になれば

手術をしたうえで

長期的なリハビリが

必要となります。

中にはこのまま野球を

断念せざるを得ない

お子さまも出てきます。

 

初期段階では

通常のレントゲンで写り難いので

見落とされる事が多く、

CTやMRIなど特殊な方向からの

撮影が有用ですが、

高額な検査費用が

かかる事もあり、

肘の検査で選択する方は

少ないのが実態です。

 

NPO法人成長期スポーツ障害検診機構では、

青少年のスポーツ団体を中心に、

講演会や啓蒙活動の際に

エコー検査を行う事で、

青少年のスポーツ障害予防に

寄与しています。

 

【NPO法人成長期スポーツ障害検診機構 代表 松岡 信秀医師(野多目まつおかクリニック 院長)】

 

堺整⾻院グループが行った

メディカルチェックでは、

柔道整復師と鍼灸師が

⾝体の状態を触診で

チェックしたり、

気になる部位などを聞き取りし、

施術を行いました。

 

【メディカルチェックの様子】

 

投球フォーム指導では、

野球肘や野球肩の予防のため

ケガのリスクが少なく、

投球のパフォーマンスを

向上させる真下投げの指導を

行いました。

⼿投げの改善・ボディターン・

腰の回転を使⽤したフォームを

習慣づけることで

肘や肩の負担を軽減できる

投球フォームを習得することが

できます。

「離断性⾻軟⾻炎」以外の

肘の痛み(野球肘症状や野球肩)は

真下投げが正確に

できるようになれば

痛みが出ることはありません。

 

もしかしたらメンコ投げで

遊んでいた時代の野球選手は、

遊びながら自然と投球フォームを

身に付けていたからかも

しれませんね。

 

参加した選⼿は、

指導に対して熱⼼に⽿を傾け、

実際に⾝体を動かしながら

フォームの確認を行いました。

 

【真下投げの指導を行う様子】

 

また活動を行った際は、

ご報告致します。

 

それでは、本日も皆様が健康で過ごされます様に(^^)/