車の評価損とは?

2015年05月17日

こんにちは。

スポーツ障害、交通事故治療専門、肩こり、腰痛、ひざの痛みの堺はりきゅう整骨院 井尻院です!

5月も中旬を過ぎ、天気がいい日も増え、日中暑くなる日が増えてきましたね。

朝と昼の温度差で皆さん体調を崩していませんか??

 

今回は、実際にあった事故の実例をもとに説明していきます。

 

平成22年6月Aさんは新車で750ccのバイクを購入し初めてのツーリングに出かけました。

公園の駐車場に止めようと駐車場内を徐行していると、そこに突然 右横に駐車していた車がバックしてきてAさんの右横に衝突したのです。

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この事故でバイクを運転していたAさんはケガもしましたが治療を受け ケガに付いては問題ないです。

しかし物損に対してはAさんは不満が残りました。

 

相手の提案が過失9:1で修理費の総額約8万円の7万2千円の支払い内容でした。

 

Aさんは新車を買ってまもなく、新車のバイクと交換して欲しいと思っています。

この要望は認められるのでしょうか?

 

実際の裁判の判例での解釈・評価損について

基準:修理を行った後のバイクの時価評価額より低いときには、修理費とは別に価格損が認められる。


評価損(格落ち)とは何か?

程度がごく軽微な場合を除き、通常は事故による修復歴のある車は、たとえ見かけ上完璧に

修理が行われたとしても、「事故にあった」というだけで査定額(下取り価格)が下落するものです。

これを広い意味での評価損(格落ち)といいます。

厳密な意味での評価損とは、「修理が技術的に完璧に行われてもなお、復元することのできない

機能や耐久性の低下が認められる場合、その機能や耐久性の低下に関して、事故に会わな

かったと仮定する場合との評価価値の差額」をいいます


今回はAさんは評価損を請求できました。

 

裁判所の考え方は

バイクの事故前の中古価格と事故後の査定価格の差額は事故の損害と認めるという解釈です。

一般的に修理金額の10~30%の範囲で認めることがあるそうです。

 

 

結論

Aさんは修理代と評価損を合わせた金額を支払ってもらえますが、新車のバイクと交換することは難しいです。

Aさんの心情的にはすっきりしないですが、現実は厳しいものです。

 

 

六月に入ると雨によりスリップ事故が増えます。 H27年2月7日に投稿した「雨の日の道路に潜む危険」を読んで頂けると事故防止に繋がりますので、一度、読んで安全運転を心掛けて下さい。