物損と人身の過失割合が違う事ってあるの?

2015年07月4日

こんにちは。スポーツ障害、交通事故専門治療、肩こり、腰痛、ひざの痛みの堺整骨院井尻院です。

7月に入り、気温も徐々に上がってきていますが、体調のほうはどうですか?

 

 

 

井尻院で患者様からこんな質問がありました

「お互いに過失のある事故で、保険会社から示談交渉で車の修理代についての過失割合と、ケガの治療についての過失割合が食い違うことがあったんですが、これって本当なのでしょうか?」

 

 

過失割合については、道路交通法に定められ裁判官や裁判士によって作成された基準が存在しています。

 

示談交渉にあたっては、この基準にそって、過失割合が決定されるのですが、この過失割合、同一の事故であっても、「ヒト」に対する損害と「モノ」に対する損害で取り扱いが異なったりします。

 

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過失割合は本来であれば同じではずですが…

客観的な基準であるべき過失割合が、同一事故の対人・対物で異なるということは、本来であれば起こりえない話です。

 

でも、実際には事故調査も物損と人身で別々に行われ過失が決まります。

 

人身事故の被害者は、治療のために仕事を休まなければならなかったり、治療後も後遺症に悩まされたりと、様々な不利益を受けることが多いため、被害者保護の観点から、被害者の過失について考慮される傾向があります。

 

一方で物損事故については、このように考慮すべき事情は基本的に存在しませんので、客観的な基準を適用したとしても不都合は生じないのです。

そこで結果として、同一の事故なのに人身事故と物損事故の過失割合が異なるのです。

 

7月に入り、海・山と遠方に行くことも多くなると思います。

事故に遭い、お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。