ゲリラ豪雨

2015年08月19日

今回は最近また各地で多くなってきているゲリラ豪雨についてお話しします。

ゲリラ豪雨はいわゆる集中豪雨ですが、本来降るはずのない季節に

、突発的に豪雨が降るので、ゲリラ豪雨と呼ばれています。

 

「ゲリラ」はもともと軍事用語ですが、「無許可で少人数かつ短時間で行うこと」

という意味があることから、限られた地域において短時間に多量の雨が降る

集中豪雨を、最近になりゲリラ雨やゲリラ豪雨と呼ぶようになったそうです。

 

気象学ではゲリラ豪雨に関する明確な定義はありませんが、一般的に直径10

キロメートルから数10キロメートルの範囲内で、1時間に50ミリを超える

雨の量を目安にこう呼ばれています。

過去にはゲリラ豪雨への対策が遅れ、大きな被害につながったこともあります。

ゲリラ豪雨は地形によっては土砂流、崖崩れなどを起こし、

河川では増水や氾濫などを招きます。特に近年は都市化の進行によって、

ゲリラ雨の被害は家屋の浸水や道路の冠水にまで及び、

住民の生活に直接関わる被害を出しています。

ゲリラ豪雨は予測が困難なものの天気図よって、

発生しやすい大気状態かどうかを判断することは可能です。

 

ゲリラ豪雨発生の原因

(1)南から暖かく湿った空気が流入してきます。これにより雲ができやすい状態になります。

(2)冷たい空気が南下し日本の上空に入って来るので積乱雲が発生します。

(3)地面付近の暖かい空気の上昇による対流の発生で、集中豪雨へとつながります。

 

ゲリラ豪雨の場合は、特にこの(3)の発生が都市におけるヒートアイランド現象が原因となっている場合に起こりやすいとも言われています。

自動車やエアコンの室外機から出る排熱などが、狭い地域で集中して発生することで急激な上昇気流を引き起こし、都市部の上空における積乱雲の発達につながり、大雨をもたらすということなのです。

 

こんな時は大雨・ゲリラ豪雨に注意!

① 天気予報に「所によりにわか雨」「大気の状態が不安定」「大雨、落雷、突風、竜巻、雹(ひょう)」のキーワード。

② 防災気象情報で「大雨・洪水警報」「大雨・洪水特別警報」「周辺や川の上流で大雨」

③ 川の水かさが急に増えてきたり、濁ったり、木の葉や枝、ごみなどが大量に流れてくる。

④ 雷鳴が聞こえたり、雷光が見えたりする。

⑤ ヒヤッとした冷たい風が急に吹き出す。

⑥ 大粒の雨や雹(ひょう)が降り出す。

⑦ 黒い雲が広がり、急に暗くなる。

 

ゲリラ豪雨対策

気象庁が出している高解像度降水ナウキャストというものでスマートフォンで確認が出来ます!

これまでの16倍の細かいメッシュで雨量を観測し、ゲリラ豪雨やゲリラ雷雨を予測できるようになると期待されています。

http://www.jma.go.jp/jp/highresorad/

※最初に、PCページは地図の右上の「使い方」、スマートフォンは画面右上の「i」で、使用方法を確認してください

最近ではスマホのアプリでもゲリラ豪雨を知らせてくれるというのもあるみたいです!!

 

当院には貸し出し用の傘もありますので、駐車場から院に来るときも濡れる事も避けられます。

ゲリラ豪雨がきても安心して来院されて下さい。